2009年 03月 25日
フジファブリック@赤坂BLITZ |
25日は「フジファブリック × FUJIFABRIC」の、仮想スプリット・ツアーへ。
BLITZはぎゅうぎゅうだった。
日曜の「ロックの学園」でなんとなく感じた彼らの変化について、確信を深めた一夜になった。
志村のボーカルはかなりの脱力具合。
喉に負担をかけないために、なるべく張らないような発声を心がけているんだと受け取った。
そのことでロングトーンが安定。
高音もいい所まで出る。
リズムとタイミングがより丁寧になる(右手で拍を取る動きは妖しく見えて◎)。
声にメリハリが出せるようになる。
結果、楽曲の魅力をより引き出せるようになった。
ちょっと前の、キレキレな気持ち悪さ(ほめてます)が占める率は下がってしまいちょっと残念だけど、曲のあやしさやふしぎさを醸し出すには、この雰囲気は面白い。
志村、イヤーモニターを付けるようになったらしいね。(城戸紘志ブログより)
これまで「ライブ中は自分の声が聞こえない!」って言ってたのが、このことでかなり解消されたんだろうな。
あと今回ものすごくレベルが上がったと思ったのが、コーラスワーク!
バランスが素晴らしい!
志村に金澤・山内・加藤の声が重なった4声の使い方が!
これは本当にグッジョブ。
総くんや慎さんのコーラスはごく控えめなのによく効いている。
大ちゃんは、ときに目立ち、ときに陰になり、幅が広がった感じ。
以上、長い総感。
イントロで場内歓喜!
「花屋の娘」
突然来たよ、久しぶりの曲!
私はライブで聴くのは初!
「TAIFU」
んー、この曲はキレキレな感じで聞きたいんだけど、まだ2曲目でパワーセーブしてるようで勿体なかった。
「Merry-Go-Round」
新曲としてはもうすっかりお馴染み。
会場内も多くの人はもう聴いてると見え、盛り上がり方も慣れたもので。
ハイトーンシャウトはものすごい突き抜けていた。いいね!
コーラスのディレイっぽい部分は、総くんによる人力ディレイでした。
MC。
志村「前半はダークサイド・フジファブリックです。ここからはにぎやかな曲は1っつもありません!」
「消えるな太陽」
野音と同じく、サビは超高速テンポ!
ほんのりジャジーなAメロと、高速化することでパンクになるサビ。
志村の呼吸がコンダクター。
こんな激しいリズム変化にもかかわらずピッタリと合う演奏が不思議で仕方ない。
「打ち上げ花火」
神がかってた。
演奏の全てが、細かい歯車に至るまでピタッと合わさっていた。
遠くに筒音を聞くようなAメロBメロの繊細な響き。
乱れ打ちの花火を真下から眺めるような轟くサビ。
間奏はドラマチックに静と動が織りなされる。
静寂の向こう側が見えた。
「地平線を超えて」
ここで総くん、透明ストラトからギターチェンジ。
ダブルネック登場!!!!!使うのやめたんじゃなかったんだ!
手元がよく見える位置だったので、12弦と6弦の使い分けをじっくり見てしまったw
やっぱり12弦あるのとないのとでは音の印象が違うねー。
志村と総くんのギターハモリ、ばっちり決まってた。
「蒼い鳥」
キング・オブ・ダークゾーン!
引き続き総くんはダブルネック使用。
コーラスの怪しさが存分に堪能できた。
ぴーんと張ったピアノ線のような緊張感。
こんなに暗い曲なのに、なんて楽しいんだろう。
「蜃気楼」
重たいリレー!
コーラスが荘厳なゆらめきを作り出す。
即興的なフレーズの響きを残し、メンバーはステージからはける。
ダークサイドはここまで。
10分休憩。
志村正彦作成のデモテープが会場で流される。
デモテープ、クオリティ高すぎじゃないですか…?
きっと、志村、このデモ作ってるときは、めっちゃくちゃ楽しいんだろうねーなんて連れと話してた。
ここからサニーサイドへ。
フェスっぽい感じ。
衣装にびっくり&笑。
ダークサイドはいつもの感じの衣装だったが、サニーサイドはカジュアルダウンw
志村の黄色いTシャツ、デニム地キャップ。…デニム地キャップ…!
総くんはロック学園のときと同じピンクのブルゾン。彼はダークサイドの衣装の方がカオスだったな。首もとグリーンのパイピングでアフリカンな織りの半袖カットソー、七分袖Tシャツ。ボトムも柄が入っていたらしい。流石。
加藤さんはニットキャップの柄がサイケデリック。
だいちゃんは何着ても似合うからおかしなところは何もなし。
このあたりから総くんのギターは透明ストラトに加えてジャズマスターも登場。
って、もうここからは頭空っぽで踊るだけだから、細かいことはあんまりよく覚えてないのだ。
「虹」「Sugar!!」
とってもサニーな感じです。
Sugar!!はもうタイアップでもネトネトでもよく聴いてるからか、ファンも歌詞覚えてる人が多いみたいで、サビの部分を口ずさんでる様子がよく見えたよー。
曲はサニーなのに、志村の目つきだけがダークゾーンから出てきてないんですけどw
「唇のソレ」
ギターは志村も総くんもストラト。
ストラト2本でかわいい音。
「同じ月」
聴くの2回目だけどもうメロディが頭にこびりついてしまった。
この強さって何だろうなあ。
にっちもさっちもどうにもならなくなってしまうよ〜〜フゥゥーウウー♪だっけ?
「茜色の夕日」
メロウなサニーサイド。
泣きのメロディ、固唾を呑んで見守る。
高音がこれまで見た中で一番良く出てたなー。
「星降る夜になったら」
この曲のヒロシのドラムが好きすぎるので、刄田さんがどんな風に叩くのかめっちゃ楽しみで注目。
いやー、いいわー!刄田さん!
ヒロシはキチンとした几帳面な叩き方なんだな。
刄田さんはとても動的で表情が柔らかい。
どっちも好きだ!どっちもいい!
サビ手前のカウントで「いえーーい!」って叫ぶのにきゅんときた。
♪フィルムのような景色がめくれた の入り方がすごく優しくて、ああー刄田さんの中ではとっても温かな風景が広がっているんだなーと思うと、こっちの気持ちまで優しくなった。
よし決めた。志村のマネして心の中で“としちゃん”と呼ぶ。
そして、「Surfer King」「TEENAGER」「銀河」と、いつもの感じで。
ええ、若いファンの子の輪っかに混じって踊ってましたとも。
銀河のドラムは刄田さんのが一番好きだなー。
アンコール。
メンバーは、入り口で配られていた紙サングラスをかけて登場w
客席に向かってピッと放るが、いかんせん紙だから、ピラピラと想定外の方向へ頼りなく落ちてゆくw
MCは物販トークなど。
加藤「シャツティーをパンブツで!」
金澤「『物販』までむりやり逆さにする必要ないんじゃない…?」
曲は「陽炎」
ステージ一面のオレンジ色の照明がきれいすぎて「わぁー」と小さくつぶやいてしまった。
やっぱり赤ブリの照明すごい。ハイテクすごい。
アンコールもう1曲くらい聴きたかったな…
ツアータイトルの「フジファブリック × FUJIFABRIC」は、ダークサイドとサニーサイドのスプリットということだったのですねー。
個人的にはダークサイドばかりでも構わない(笑)
あー、今回はあんまりMC覚えてないなー。何喋ってたっけ。
セットリスト
【dark side of FUJIFABRIC】
花屋の娘
TAIFU
Meyy-Go-Round(新曲)
消えるな太陽
打ち上げ花火
地平線を超えて
蒼い鳥
蜃気楼
【demo】
どんどこ男
ロマネ
赤黄色の金木犀
若者のすべて
【sunny side of FUJIFABRIC】
虹
Sugar!!(新曲)
唇のソレ
同じ月(新曲)
茜色の夕日
星降る夜になったら
Surfer King
TEENAGER
銀河
-ec-
陽炎
BLITZはぎゅうぎゅうだった。
日曜の「ロックの学園」でなんとなく感じた彼らの変化について、確信を深めた一夜になった。
志村のボーカルはかなりの脱力具合。
喉に負担をかけないために、なるべく張らないような発声を心がけているんだと受け取った。
そのことでロングトーンが安定。
高音もいい所まで出る。
リズムとタイミングがより丁寧になる(右手で拍を取る動きは妖しく見えて◎)。
声にメリハリが出せるようになる。
結果、楽曲の魅力をより引き出せるようになった。
ちょっと前の、キレキレな気持ち悪さ(ほめてます)が占める率は下がってしまいちょっと残念だけど、曲のあやしさやふしぎさを醸し出すには、この雰囲気は面白い。
志村、イヤーモニターを付けるようになったらしいね。(城戸紘志ブログより)
これまで「ライブ中は自分の声が聞こえない!」って言ってたのが、このことでかなり解消されたんだろうな。
あと今回ものすごくレベルが上がったと思ったのが、コーラスワーク!
バランスが素晴らしい!
志村に金澤・山内・加藤の声が重なった4声の使い方が!
これは本当にグッジョブ。
総くんや慎さんのコーラスはごく控えめなのによく効いている。
大ちゃんは、ときに目立ち、ときに陰になり、幅が広がった感じ。
以上、長い総感。
イントロで場内歓喜!
「花屋の娘」
突然来たよ、久しぶりの曲!
私はライブで聴くのは初!
「TAIFU」
んー、この曲はキレキレな感じで聞きたいんだけど、まだ2曲目でパワーセーブしてるようで勿体なかった。
「Merry-Go-Round」
新曲としてはもうすっかりお馴染み。
会場内も多くの人はもう聴いてると見え、盛り上がり方も慣れたもので。
ハイトーンシャウトはものすごい突き抜けていた。いいね!
コーラスのディレイっぽい部分は、総くんによる人力ディレイでした。
MC。
志村「前半はダークサイド・フジファブリックです。ここからはにぎやかな曲は1っつもありません!」
「消えるな太陽」
野音と同じく、サビは超高速テンポ!
ほんのりジャジーなAメロと、高速化することでパンクになるサビ。
志村の呼吸がコンダクター。
こんな激しいリズム変化にもかかわらずピッタリと合う演奏が不思議で仕方ない。
「打ち上げ花火」
神がかってた。
演奏の全てが、細かい歯車に至るまでピタッと合わさっていた。
遠くに筒音を聞くようなAメロBメロの繊細な響き。
乱れ打ちの花火を真下から眺めるような轟くサビ。
間奏はドラマチックに静と動が織りなされる。
静寂の向こう側が見えた。
「地平線を超えて」
ここで総くん、透明ストラトからギターチェンジ。
ダブルネック登場!!!!!使うのやめたんじゃなかったんだ!
手元がよく見える位置だったので、12弦と6弦の使い分けをじっくり見てしまったw
やっぱり12弦あるのとないのとでは音の印象が違うねー。
志村と総くんのギターハモリ、ばっちり決まってた。
「蒼い鳥」
キング・オブ・ダークゾーン!
引き続き総くんはダブルネック使用。
コーラスの怪しさが存分に堪能できた。
ぴーんと張ったピアノ線のような緊張感。
こんなに暗い曲なのに、なんて楽しいんだろう。
「蜃気楼」
重たいリレー!
コーラスが荘厳なゆらめきを作り出す。
即興的なフレーズの響きを残し、メンバーはステージからはける。
ダークサイドはここまで。
10分休憩。
志村正彦作成のデモテープが会場で流される。
デモテープ、クオリティ高すぎじゃないですか…?
きっと、志村、このデモ作ってるときは、めっちゃくちゃ楽しいんだろうねーなんて連れと話してた。
ここからサニーサイドへ。
フェスっぽい感じ。
衣装にびっくり&笑。
ダークサイドはいつもの感じの衣装だったが、サニーサイドはカジュアルダウンw
志村の黄色いTシャツ、デニム地キャップ。…デニム地キャップ…!
総くんはロック学園のときと同じピンクのブルゾン。彼はダークサイドの衣装の方がカオスだったな。首もとグリーンのパイピングでアフリカンな織りの半袖カットソー、七分袖Tシャツ。ボトムも柄が入っていたらしい。流石。
加藤さんはニットキャップの柄がサイケデリック。
だいちゃんは何着ても似合うからおかしなところは何もなし。
このあたりから総くんのギターは透明ストラトに加えてジャズマスターも登場。
って、もうここからは頭空っぽで踊るだけだから、細かいことはあんまりよく覚えてないのだ。
「虹」「Sugar!!」
とってもサニーな感じです。
Sugar!!はもうタイアップでもネトネトでもよく聴いてるからか、ファンも歌詞覚えてる人が多いみたいで、サビの部分を口ずさんでる様子がよく見えたよー。
曲はサニーなのに、志村の目つきだけがダークゾーンから出てきてないんですけどw
「唇のソレ」
ギターは志村も総くんもストラト。
ストラト2本でかわいい音。
「同じ月」
聴くの2回目だけどもうメロディが頭にこびりついてしまった。
この強さって何だろうなあ。
にっちもさっちもどうにもならなくなってしまうよ〜〜フゥゥーウウー♪だっけ?
「茜色の夕日」
メロウなサニーサイド。
泣きのメロディ、固唾を呑んで見守る。
高音がこれまで見た中で一番良く出てたなー。
「星降る夜になったら」
この曲のヒロシのドラムが好きすぎるので、刄田さんがどんな風に叩くのかめっちゃ楽しみで注目。
いやー、いいわー!刄田さん!
ヒロシはキチンとした几帳面な叩き方なんだな。
刄田さんはとても動的で表情が柔らかい。
どっちも好きだ!どっちもいい!
サビ手前のカウントで「いえーーい!」って叫ぶのにきゅんときた。
♪フィルムのような景色がめくれた の入り方がすごく優しくて、ああー刄田さんの中ではとっても温かな風景が広がっているんだなーと思うと、こっちの気持ちまで優しくなった。
よし決めた。志村のマネして心の中で“としちゃん”と呼ぶ。
そして、「Surfer King」「TEENAGER」「銀河」と、いつもの感じで。
ええ、若いファンの子の輪っかに混じって踊ってましたとも。
銀河のドラムは刄田さんのが一番好きだなー。
アンコール。
メンバーは、入り口で配られていた紙サングラスをかけて登場w
客席に向かってピッと放るが、いかんせん紙だから、ピラピラと想定外の方向へ頼りなく落ちてゆくw
MCは物販トークなど。
加藤「シャツティーをパンブツで!」
金澤「『物販』までむりやり逆さにする必要ないんじゃない…?」
曲は「陽炎」
ステージ一面のオレンジ色の照明がきれいすぎて「わぁー」と小さくつぶやいてしまった。
やっぱり赤ブリの照明すごい。ハイテクすごい。
アンコールもう1曲くらい聴きたかったな…
ツアータイトルの「フジファブリック × FUJIFABRIC」は、ダークサイドとサニーサイドのスプリットということだったのですねー。
個人的にはダークサイドばかりでも構わない(笑)
あー、今回はあんまりMC覚えてないなー。何喋ってたっけ。
セットリスト
【dark side of FUJIFABRIC】
花屋の娘
TAIFU
Meyy-Go-Round(新曲)
消えるな太陽
打ち上げ花火
地平線を超えて
蒼い鳥
蜃気楼
【demo】
どんどこ男
ロマネ
赤黄色の金木犀
若者のすべて
【sunny side of FUJIFABRIC】
虹
Sugar!!(新曲)
唇のソレ
同じ月(新曲)
茜色の夕日
星降る夜になったら
Surfer King
TEENAGER
銀河
-ec-
陽炎
by ma_ama
| 2009-03-25 23:59
| ワンマン